エリア紹介  
  周辺ホテル(1)  
  周辺食堂(0)  
  ショッピング(0)  
  エステ(0)  
  観光地(0)  
海割れで有名な全羅南道の島、珍島
朝鮮半島の西南端にある珍島は、昔から詩・書・画等、芸術の花咲く文化の故郷として広く知られてきました。そして、三別抄という軍隊がモンゴルの侵略と戦ったところであり、李忠武公の鳴梁大捷地はいまだ不滅の忠魂が漂う護国の遺跡地としても知られています。また、名犬として知られる珍島犬と不老長寿の枸杞の実、清浄海域の岩ワカメと岩海苔、黒米と珍島紅酒などの特産品が有名で、とくに神秘の海割れは世界的に広く知られ、毎年多くの観光客が訪れる韓国を代表する一大イベントとなっています。なお、韓国本土と珍島は橋で陸続きとなっており、週末には多くの人々が訪れます。
 
古郡面回洞里と義新面茅島里の間の2.8kmの海が、潮の満ち引きの差により海底が40mあまりの幅で水の上に現れます。この時「神秘の海割れ祭り」が開かれ、珍島の民俗民謡など多彩なイベントが開かれます。この海割れは、1975年に在韓フランス大使のピーエルランディーが珍島犬研究のため珍島に来た時に目撃し、「韓国版モーセの奇蹟」と感嘆してフランス新聞に紹介したことから、世界的に知られるようになりました。 最近では日本からの観光客も多く訪れる国際的なフェスティバルになっています。なお、韓国の西海岸は遠浅の海岸線が多く潮の干満の差が大きく、珍島以外でも海割れは起こりますが、一番規模が大きく有名なのがこの珍島になります。


 
雲林山房            珍島の海割れ 珍島大橋
雲林山房は韓国の何宗画の巨匠である小痴許錬が余生を送った場所。美しい蓮の庭を持つ庭園が有名な雲林山房には南宋文人画の脈を引き継ぐ作家130名余りの作品が展示されています。 珍島と韓国本土を結ぶ橋として1984年に完成した珍島大橋。橋の下は潮の流れが激しく、文禄・慶長の役において、朝鮮側の水軍を率いて戦った李舜臣将軍が12隻の船で秀吉側の130隻を海に沈めた場所とされています。
珍島は四方を海に囲まれた島のため、ナクチ(手長タコ)やアワビ、ワカメ、貝など海産物が豊富に採れます。 珍島には雲林山房のほかにも韓国画・西洋画・書道・彫刻などといった約303点の作品が展示されている南辰美術館、珍島郷土文化館といった見どころがあります。
珍島海割れ祭り
珍島(チンド)エリア